サクラ咲く

日曜日の早朝3時30分 海岸線を自宅へ向け急ぎ車を走らせていた。

予定ではこの時間ゆっくり釣りの支度を済ませ、たばこを吸いながら海が明るくなるのを待っている。


はずだった。



今回の釣りは日本海でサクラマスを釣ろうと気合をいれ彼女と2人、車中泊を覚悟で前日に出発していた。

日曜日だからサーフはきっと混むだろし人がいない所でゆっくりしたかったので、釣りのポイントは南西の風が強いとの予報を考慮し寿都湾の岩場に入ろうと決めていた。

海辺に停めた車の中でビール片手に明日のタクティクスを考えながら窮屈な助手席で就寝。

翌朝3時に目覚ましのアラームが鳴り寝ぼけながら海を眺める。

予報と違い南の風が吹いているが波もウネリもなくサクラマス釣りにはいい感じ。

準備を珍しい事にロッドとリールのセッティングから始めた。

「あれ」・・・「ない」・・・・・

記憶を辿る。

「やってしまった」・・・・・

リールを忘れてしまった・・・・・



きっと釣りの事ばかり考えて頭の中でめでたくサクラが咲いていたんだろう。自分を笑うしかなかった。



時間計算で札幌まで往復3時間として戻ってくるのは7時。朝マズメは無理だけど何とか釣りになると考え戻る事に。

札幌へ向け車を走らせると岩内までの道程で50台以上の釣りと思わしき車とすれ違う。

予定していたポイントには入れないのは明らかだ。

「きっと、これは釣り場を変えた方が良いと言う事だ」と目一杯ポジティブに考え裏積丹に行くことに決めた。

早朝だった事もあり順調にリール回収札幌往復ドライブが出来た。

裏積丹のとある河口に着いたのは午前7時前、既に先行者が3名竿を振っているが釣れている気配はない。

川の水は澄んでいて海の濁りもなくいい感じ。

川の水が海に流れ込み混ざり合う奥へミノーをキャストして3投目。

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ショアのサクラマス釣りの経験値がほとんどない僕には期待以上の大物。


やっぱりリールを忘れた事で出会えたのかな?

なんて思う、また都合の良い解釈をする自分だった。
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by maximizer828 | 2013-04-25 10:47 | ルアーフィッシング


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