今年の5月にフライを始めようと思い、初めて買った中古のフライリール。
Hardy Marquis Salmon No1。 古くて年季が感じられるけれど、シンプルな造りとクリックの音がお気に入り。 先週の十勝川で根掛りした際にハンドルシャフトが折れてしまった。 よく考えると折れそうな前兆があったように思う。 そして土曜日、数本のフライを巻いた後、ゆっくりと支度を整え北の本流へ。 Marquis Salmonは修理に出してしまったので、 リールは先日手に入れた2代目になる中古のディスクブレーキ搭載のリール。 3M System Two 1011。 このリールのデビューを楽しみに日没前にフィールドに到着した。 ウエーダーを履き、ロッドのリールシートにリールをセットしようとした・・・・ ハットした。 リールフットが大きすぎてロッドに合わない・・・・・ 最近忙しかったので、つい確認を怠っていたのが原因だった。 リールシートのあたりを見ながら、なんとか無理やりリールをセットしたが、 3回目のキャストでリールがロッドから外れ、敢え無く5分間で釣りが終了。 辺りがすっかり暗くなった頃、名寄まで戻りホーマックで鉄工用のヤスリを買い求めた。 車中でシコシコとリールフットを削る図工の時間が始まる。 小一時間程で、ごつく、角ばったリールフットは、アルミ製だった事も幸いし何とか形になった。 しかし、ここまで来て・・・ いったい僕は何をしに来ているのだろう。 翌朝、何時ものキャンプ場の気温は3℃くらいだったかもしれない。 未明には寒くて何度となく目が覚めた。 2週間前に訪れた時よりも確実に秋が深まっているのを感じる。 朝1番は何時ものお気に入りポイント。 まだ暗いうちからロッドを振るが魚の気配が薄いように感じる。 川は少し濁り、枯れた藻の様な小さなゴミが無数に流れている。 川辺によくいるウグイの稚魚も見かけない。 日の出から1時間ほどたったころ・・・・ ミスキャストでなく、普通にキャストしたハズだったけれど、予想外の出来事があった。 バキっと音がした。 水面には2つに分離したロッドが浮いている。 折れていた。 バットからロッドが折れたのは釣りを始めてから3本目になるだろうか・・・ まったくツイていない。 色々な事があるもんだ・・・ ふと気が付くと、ひざ上までウエーディングしている僕の足元には、オスの鮭が流れを避け手の届く距離で定位していた それを見ていると折れそうだった僕の気持ちは、いつの間にか安らいでいた。
by maximizer828
| 2014-10-13 22:22
| フライフィッシング
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