沢山のはじめて

週末の土曜日、単独で北の本流へ行くことにした。
フライフィッシングと言うよりは、フライのスカジットキャストの練習がメイン。
始めたばかりの初心者なので、他の人に迷惑にならないように人気のないポイントに入ろうと決めていた。
しかし、先週末のキャスト練習で、初めて作ったフライ全てをロストしてしまっていたから
そこへ行くには新しくフライを急いで作らなければならなかった。

覚えたてのシンプルなウーリーバガーとゾンカーを5本ずつ、合計10本が出来上がった。
予定では金曜日の夕方に出発して現地で仮眠しようと思っていたのだけれど、
作り始めると無性に愉しくなってしまい、時間を忘れ大幅に出発が遅れてしまった。
DVDで観た見本通りではなく、ついアレンジしてみたくなったからだった。

現地に着いたのは午前1時、寝酒はあきらめ窮屈な助手席でティッシュペーパーの箱を枕に就寝。
日の出が早くなったので3時半に起床。
いつもの暴飲暴食をしなかった成果か、すっきり目覚められた。
今度からは、そうしよう。

朝1番に入ろうとしていたポイントには、先行者の影が見えたので、人気のないポイントへ。
ただそこは未だキャスト練習をした事がない右岸側だった。
左岸側でしかキャストしたことがなく、ミスキャストがほとんどの僕には大きな問題だった。
装備を整える前に、車の中でDVDで予習をしたけど、全く上手くいく気がしない。
でも練習のために来たのだし、やってみないと始まらない。

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流れが緩いところに無数に浮いていた抜け殻。
僕には何の抜け殻か解らないけど、フライを愉しむ人たちには、きっと常識なんだろう。
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右岸側から初めてのダブルスペイをやってみた。
予想通りの展開で飛距離が出ない。
10投目くらいで少し飛距離が延びてきた。
嬉しくなってきたけど、きっと普通の人の半分くらいしか飛んでないような気がする。

たまにだけど、流芯に届くキャストがあったのでリールからラインを勢いよく引出し、流れに乗せる。
僕の乏しい想像力を働かせ、こんな感じかなと、竿を立てラインの出方を調整する。
良いのか悪いのか解らないけど、解らなさすぎて愉しい。

色を替えたり、フライのタイプをチェンジしたり、こんな事を繰り返し下流に流れたラインを回収していると
10メートル程下流で魚がジャンプした。
その直後、リールが勢いよく連続で逆回転する音色を初めて聴いた。

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なんとも言えず嬉しかった。
サイズこそ30センチ位だけど、はじめてだったから独り言まで言っていた。

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いくつか他のポイントもやってみた。
流れの速さ、深さでシンクティップを変えなければならないのだけど、シンクティップの交換も初めてだったので、その選択を誤り川底に引っ掛かけフライを幾つかロストしてしまった。

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朝1番に入ろうかと思っていたポイントは、空いていないか様子を見に何度か足を運んだけど、空いたのは午前11時、4度目に見に行った時だった。
ここに拘るのは河原が広いことと、昨年の夏に良い思いをした相性の良い所だからだ。

1キャスト目、流芯に上手く乗せることができた。
また、不意に魚がジャンプした。
3回、4回、リールが勢いよく逆回転する。
さっきの魚より手ごたえが良い。

サイズアップの39センチのピンクが印象的な綺麗なニジマスだった。
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帰りがけに寄ったお気に入りのポイント。
流れが弱くて僕の持っているシンクティップではとても難しかった。
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フライを始めて昆虫に興味が沸いてきた。

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子供の時に戻ったような気がした。
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by maximizer828 | 2014-06-08 21:28 | フライフィッシング


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