2つの衝撃と感謝

1週間前の週末は神奈川からのゲストと尻別川ラフティングとススキノリバー。
満足にキャスティングが出来ない僕にとって、たった2週間でもキャスト練習をしないという事は、つかみかけた何かを失うようで苦しいことだった。

キャスト練習をするのなら、例え短い時間でも、、遠くてもあの川でしたいと思ってしまうほど、北の本流は僕にとって何時も魅力的なフィールドだ。
そこには土曜日の未明に出発しようと思っていたのだけれど、前日のアルコールが抜けず、準備もそこそこに出発したのは結局お昼過ぎ。
現地ではエキスパートの皆さんに同行させていただき夜半まで楽しい時間を過ごす。

キャンプ場での車中泊、寝袋を忘れた僕は夜中に寒くて何度となく目を覚ました。
あまりに寒くて、たまたま積んであったゴルフ用のカッパを着て寝る始末。
寝袋と懐中電灯は次回忘れないようにしよう。

翌朝4時、気温は12℃、ひとり静かなキャンプ場を後にする。
辺りはすっかり明るくなり、昨晩の冷たい風は無くなっていた。


まずは相性の良い、お気に入りのポイント。
既に落ち込みでフライマンがロッドを振っていたので、挨拶を済ませ迷惑にならないように下流側へ。
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キャストをする度に、自分が下手くそなのを実感する。
そして、ラインの取り扱いもぎこちなくトラブルが頻発。
目前の流芯に届けと、要らない力が入っているのは解るけれど、身体と脳が上手く連動していない。

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フライの流し方が悪く、根掛りでMOUティップの5’&5’が破損、2.5’&7.5’はロスト。
残るシンクティップはインターと最も沈むT-8のティップしかなくなってしまっていた。
幸いにも流芯は流れが強く、深さもありそうなので、T-8と最近覚えたてのウエットフライを結んでみる。
キャストはまぐれ的に流芯の良い所へ入った。
メンディングも上手くでき、ラインは流れに溶け込むようにゆっくりと出ていく。
今の自分の中で、想像できる最も良いイメージ通り、期待が膨らむ。
ちょうどシンクティップが沈みきったころかな、、、と思った瞬間、左手で軽く掴んでいたラインに「グゥン」と衝撃が。
咄嗟にテンションが抜けないようにラインをサミングしたけれど、リールから引き出していた余分なラインはあっという間に無くなり、リールからは派手な逆転音が鳴る。

巻いては出されを繰り返し、大きなジャンプを披露してくれ元気がいい。
待っていた最高に楽しい瞬間だ。
やりとりを楽しみ慎重にランディング。
きっと今の僕のレベルではこの大きさをキャッチするのが限界だろうなと思える39センチのニジマスだった。


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気が付くと時間は午前7時、このポイントに立ち2時間半が経っている。
夢中になって時の経つのを忘れていたようだ。

ここから少し下流の岩盤の水たまりで見たドジョウ。
子供の頃、近所の川でヤツメウナギやドジョウを網ですくい金魚と一緒に飼っていた事を思い出し、懐かしくて、つい写真を撮っていた。

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この後、皆さんに合流するために下流へ移動し
エキスパートの皆さんの凄すぎるキャステイングを間近で見て、衝撃をうける。
スカジットキャストのDVDを観て練習をしていたのだけれど、それは、まるで別の次元のように見えた。
去年の秋以来、2度目になる鮮烈な記憶が僕の脳に焼きついたようだ。

そして、ここに来た目的の一つだったキャスト練習まで親切丁寧に手ほどきを受けることができた。
上手く出来ないけど、この先の道が開けたような清々しい気持ちになれ、とても楽しく感謝、感謝な充実した2日間だった。

まだ初めて2か月だけれど、想像できない奥深さと難しさ。
どこまでハマるかわからないけど、愉しくてしかたがない。
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by maximizer828 | 2014-07-08 11:21 | フライフィッシング


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